長野オリンピックがここ長野市で開催されたことを覚えていますか?それ以来、駅や周辺道路が整備されて、街がきれいになったようです。また、長野市には善光寺もあり、休日は特に参詣者で賑わいます。善光寺までの参道は、手入れされた鉢植えなど花であふれていて、街の明るさを引き立てています。魅力たっぷりの長野市をゆっくり散策してみてください。
善光寺
開祖は1300年以上前で、本堂は国宝に指定されています。檀家を持たず、特定の宗派にも属さない庶民のお寺です。そのため、“おらが善光寺さん”という言葉もありますが、地元では「善光寺さん」とさん付けで呼ばれ、親しまれています。
・ふらふら〜と散歩で立ち寄ります。いつも観光客で賑わっています。観光客の方々の、穏やかで楽しそうな顔を見ていると、元気がもらえる気がします♪(ゆか談)
長野県信濃美術館・東山魁夷館
東山魁夷館は日本画の巨匠・東山魁夷画伯の作品900余点を収蔵し、常設展の他様々な企画展も開催されます。信濃美術館には県内出身の画家・彫刻家の作品や、信州をテーマにした作品などを展示しています。 ・東山魁夷というと、中学生の頃の美術の教科書に載っていた、白い馬の登場する絵の印象が強かったのですが、訪れてみると、違った印象の絵も描かれていたことが分かりました。館内は、落ち着いた雰囲気で、置いてあるソファーにしばらく座っていたくなります。ぜひ訪れてみてください。(ゆか談) ・バス停城山公園前から徒歩2分 ・(9:00〜17:00・入館は16:30まで、休館日:水曜、祝日の翌日、年末年始、展示替え期間、大人500円、高大生250円、小中生100円) |
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長野オリンピック記念館
長野オリンピックのスピードスケート会場だったエムウェーブ内に設けられたオリンピック記念館。 という訳で、3人で実際に行ってみました。楽しめる企画がたくさんあったので、いくつかご紹介します。 <クイズ> タッチパネル式のクイズで、スノーレッツが出題してくれます。 問題の例:アイススケートリンクの整備の段階での仕上げの作業は? 三択になっていて、答えは、ぞうきんがけ!→驚きですよね!! ・ へぇ〜と何回も連発してしまいました。(みず談) ・ 全部の問題に挑戦してみたくなりました。(ゆか談) |
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<ボブスレーシュミレーター> 2人乗りのボブスレーの模型に乗り、風や振動、目の前に広がる映像により、ボブスレーがちょっぴり体感できます。 ・ 映像と振動で、何だか実際に乗っている気分になりました。(かず談) ・ 映画、「クールランニング」を思い出しました!(みず談) |
![]() <エムウェーブ>ボブスレー、風と振動が伝わってくる |
<オリンピックシアター> あの感動的な開会式に始まり、フィギュアスケート、スピードスケート、スキージャンプなどなどのハイライトシーンを約30分でプレイバック!3Dの映像なのでめがねも着用しちゃいます!! ・ ほんと感動したよねー!(全員談!) ・ 「あの感動を再び!!」って感じです。(みず談) ・ オリンピック会場にいる人と一体になって、オリンピックを観戦している気分です♪(かず談) ・ 3D効果炸裂です!おおおぉぉぉーって感じ。(ゆか談) |
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<子どもたちの絵> 長野市の小学生が学校ごとに、世界の国々の絵のレリーフを作製したものが入り口の辺りに展示されています。これは、社会法人日本青年会議所が、長野オリンピックを記念して子どもたちの真の国際理解のきっかけになることを目的として行ったプログラムだそうです。 ・ その国の特徴がすごく出ていてすごい!(みず談) ・ 小学生のうちから世界にこんなに目を向けられるなんてステキ。(かず談) |
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<その他の見どころ>
・ たくさんの写真、人形、メダル・・・躍動感溢れる人形たちに驚きです!
・ スノーレッツに会える・・・スッキー・ノッキー・レッキー・ツッキー(ふぅ〜っ、全部言えたぁ!)が待ってるよ♪
・ 競技場に入れる・・・一見の価値あり!
・ ショップ・・・ 長野オリンピックに関連するものなど、たくさんのグッズが販売されています。お土産をどうぞ。
アクセス:JR長野駅東口から、長野電鉄バス「屋島行」または「屋島経由須坂駅行」バスを利用。「エムウェーブ前」下車。約15分、260円。 ・ 受付時間10:00〜16:00、閉館は17時、休館日:火曜、火曜が祝祭日の場合は翌日 ・ 入館大人700円、小人(小中学生)350円 |
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門前農館もんぜんのやかた(食堂:10:00〜17:00、農産物販売:10:00〜16:00)
旬の野菜で作っているおやきは絶品!おばちゃんたちの笑顔に心もほっくり。散策の途中にぜひ立ち寄ってみてください。2004年6月には、ウド鈴木さんも来店!店内にはサインもあるよ!
お店のおばちゃんたちのおすすめは、辛味大根(サイコー)、ポテト(新食感!若者に人気☆)、あんかぼ(あんことかぼちゃが入って・・・☆その日は売り切れでした)、野沢菜(長野といえばコレだね!)、野菜ミックス(老若男女にオススメ)・・・ってこれじゃあ全部おすすめになっちゃう勢いですねぇ!おばちゃんたちも、「全部おすすめだよ。」と言っておりました。
・ 大根は本当に感激〜☆ジューシーで、ピリリと唐辛子が効いていてもうやみつきです。家族に買って帰ろ〜っと♪(かず談)
・ 全部すごく体にやさしい味で、食べた後は浄化された気分。(ゆか談)
・ お店の人がいい人すぎます。人の温かさに触れました。人間っていいね。(みず談)
住所:長野市大門町518番地(善光寺表参道 善光寺郵便局横、八十二銀行大門支店前)
TEL:026-235-0330
桜枝町太平堂(7:30〜19:00、日曜定休日)
〜信大生御用達*商店街のパン屋さん〜
☆大人気はソフトフランス☆
そのまま食べてもおいしいですが、間にポテトサラダや卵サラダやジャムなど数種類のトッピングから好きなものを選んで入れてもらってもgood!夕方には売り切れてしまうこともしばしば。その他、自家製プリンが入ったプリンパンなど、一つ一つ丁寧に作られています。ピザパンもおすすめだそうです。ぜひご賞味あれ!
・ 時々太平堂のパンが無性に食べたくなって、大学の帰りに立ち寄ります。上記のものに加えて、“パイシュー”というシュークリームもおすすめです!ほっぺが落ちますよ。
(ゆか談)
・ パンの種類がとても多かった!(かず談)
住所:長野市桜枝町638-1
TEL:026-232-4066
善光寺周辺には、土産物屋が軒を連ねています。お気に入りの一品を探してみてください。
よく散歩で出没するので、私の感想ばかりでスミマセン!!
・ 八幡屋礒五郎の七味唐辛子・・・冷蔵庫にはいつも常備されています。私の食卓に大活躍!(ゆか談) ・ 塩瀬のそば餅・・・父がとても気に入ってしまい、実家に帰る時にはお土産に買って帰ります。素朴な味わいです。(ゆか談) ・ つるやの酒まんじゅう・・・もっちり、しっとりしていて、お酒の香りがほんのりします。ちょっぴり塩味が効いているので、甘すぎずgood!(ゆか談) ・ 武井工芸店の木彫・・・赤い鳥の形をした砂糖入れにひとめぼれ・・・。(ゆか談) などなど・・・ |
![]() つるやの酒まんじゅう |
* ぐるりん号
長野市内を循環している、水色のかわいらしい100円バス。どこで乗っても、どこで降りても100円なので気軽に利用できます。同じく水色をした、ぐるりん号の看板が停車場の目印です。 リンクはこちら:長野市観光課トップページ |
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アクセス:長野電鉄河東線信州中野or湯田中行、小布施駅下車、約31分、650円
江戸時代に北信濃の中心として栄えた独特の文化を育んできた、文化の香りあふれる土地です。小布施を訪れた葛飾北斎ゆかりの美術館があり、ミュージアムスポットとしても知られています。
小布施オープンガーデン
庭園所有者のボランティアにより、道行く人々が立ち寄ることのできるオープンガーデンが約70も点在しています。それぞれ表情が違い、私たちの目を楽しませてくれます。オープンガーデンに参加する家庭は、入り口の案内板が目印です。マナーを守り、見学しましょう。詳しくは、下記のホームページをご覧ください。
・去年の夏休みに、友人と3人で小布施を訪れました。その時、いくつかのオープンガーデンにおじゃましました。その中の1つが“ガラスギャラリーGLASS STUDIO Licco”さんのお庭です。ガラスギャラリーも、とてもきれいで楽しめましたし、お庭がとてもきれいにお手入れされているのにも驚きました。青空の下の、緑あふれる庭で食べたアイスクリームのおいしかったこと!!思い出すだけで、清々しい気持ちになります。皆さんもぜひ散策して、自分の好きなお庭を見つけてみてください。(ゆか談)
―おすすめのMuseum―
・ おぶせミュージアム (9:00〜17:00、大人400円)
小布施ゆかりの日本画家・中島千波の作品をはじめ、小布施ゆかりの作品が一堂に展示されています。
・ 北斎館 (9:00〜17:00、大人500円)
江戸時代の浮世絵師・葛飾北斎がその晩年に小布施で描いた肉筆画が展示されています。
Obuse as chestnuts village
小布施の土は良質の栗が育つのに最も適した土地柄です。「甲州ぶどうに紀州みかん、栗は信州小布施栗」と謳われるほど「栗の里小布施」の栗は有名です。町の栗菓子のお店には、それぞれの味わいがあるので、ぜひ食べ比べてみてください。
―老舗の味を味わいたい方はこちらへ―
・ 竹風堂小布施本店
栗かのこなどの栗菓子の老舗です。大粒の栗がごろごろ入った栗おこわもとても人気です。おみやげにぜひどうぞ。レストランでは山家定食が人気です。
・ 桜井甘精堂
栗をふんだんに使った、上品な純栗かのこなどが人気です。
・ 小布施堂本店
風格のある店構えのお店です。栗かのこようかんなどの洋菓子を製造・販売している老舗です。
―名物「栗ソフト」を味わうならここ!―
・おぶせ庵
ソフトクリームは全部で6種類。中でも、小布施名物の栗を使った栗ソフト、みそソフトがおすすめです。
―おしゃれな喫茶店で紅茶とケーキはいかがですか?―
・ 栗の木テラス
紅茶とケーキの専門店です。
店内はイングランド調の家具でまとめられ、落ち着いた雰囲気。
・ある信大の先生のお墨付きです☆
リンクはこちら:小布施役場http://www.town.obuse.nagano.jp/
アクセス:・しなの鉄道 中軽井沢駅下車、約1時間20分、1430円
・JR長野新幹線 軽井沢駅下車、約30分
日本で最も有名なリゾート地のひとつである軽井沢。高原の中に立つ別荘や美術館が有名ですが、浅間山の麓には緑豊かな大自然も広がっています。春のGWには全国各地からの観光客、夏にはさわやかにテニスをする大学生、秋には芸術を味わうカップル、そして冬にはスキーヤーと、軽井沢は一年中通っても飽きない魅力で私たちを迎えてくれます。東京に帰るついでに寄って行きませんか?
トリックアート美術館
おしゃれな旧軽にふさわしく、とっても雰囲気のよい、だまし絵の美術館。絵と一緒に写真を撮ると、楽しめるかも。
・思わず写真をたくさん撮りたくなりました。(かず談)
プリンスショッピングプラザ
軽井沢駅の真ん前にある、巨大アウトレットモールです。信大生も行楽シーズンにはよく行く、お気に入りスポット!海外有名ブランドから、地元特産品まで、150店以上のお店が集結しています。2004年5月には新たにNew East Areaが完成し、さらに充実しました。
・アルバイト代を貯めて、また行きたいな〜。(ゆか談)
ミカド珈琲のモカソフト 9:00〜19:00(8月は22:00)
このモカソフトを食べながら旧軽銀座をぶらつくのが、昔からの常識的歩き方らしい。丁寧にドリップした珈琲で作るソフトの味はピカイチ☆
モカソフト 260円
* レンタサイクル
町のいたるところにレンタサイクル店があり、手ごろな値段でレンタルできる。さわやかな風に吹かれて、気持ちよくストレス発散してみては・・・。
・軽井沢に行きながら、ダイエットもできる!一石二鳥ですよ☆(みず談)
リンクはこちら:軽井沢町公式サイトhttp://www.town.karuizawa.nagano.jp/
交通:長野駅よりバス使用、川中島バス7番乗り場、約1時間、1360円 | ![]() |
戸隠山は昔から山伏の修験場として信仰を集めてきたところです。今もなお荘厳な雰囲気を漂わせる戸隠神社を中心にその一帯には手つかずの豊かな自然が息づいています。大自然に触れたい方はぜひどうぞ。
戸隠神社
戸隠神社は戸隠連峰を信仰地とした山岳信仰の中心です。鬱蒼とした樹木の中に宝光社、中社、奥社の3社がひっそりとたたずんでいます。私も家族で小学生の頃に行きました!奥社までの大木の並木道は、マイナスイオンたっぷりという感じです。当時本気で「トトロに会えるかも・・・」と思いながら、その道を歩いたことを思い出します(笑)。
荘厳で神秘的な雰囲気はとても素敵です。戸隠に行ったらぜひ訪れてみてほしいおすすめの場所です。(かず談)
戸隠忍法資料館/忍者からくり屋敷
みなさん、ご存知ですか?実は戸隠にはその昔、忍者がいたのです!!忍法資料館には、鎖ガマや手裏剣などの忍者の7つ道具や、様々な戸隠流忍法の資料が展示されています。
その横にあるからくり屋敷もおすすめです。建物内には仕掛けられた巧妙なからくりを探しながら屋敷内をめぐります。私も中学生の頃、戸隠キャンプの際に行きました。不思議な扉や部屋、階段などとってもワクワクしたことを思い出します☆けっこう楽しいですよ。
(かず談)
戸隠忍法資料館・・・(9:00〜17:00、入館料大人500円)
忍者からくり屋敷・・・(500円)
―戸隠といえばやっぱりそば!!―
「戸隠のそば」は全国的に大変有名です。戸隠神社中社の参道にはそば屋が軒を連ねており、各店がそれぞれ自慢のそばを提供しています。そば好きにはたまりませんねぇ・・・
それでは、中でも有名なお店を2つ紹介してみたいと思います。
・「うずら家」(10:30〜16:00・売切れ次第閉店、水曜定休日)
上質の「霧下そば」を湧き水で打つ伝統的な味が特徴。
・「仁王門屋」(10:30〜17:00、金曜定休日)
胡麻、クルミが入った店自慢の秘伝のタレが有名です。
まさに美味らしい。「ごまくるみそば」がオススメです。
リンクはこちら:戸隠村観光協会http://togakushi-21.jp/main.html
アクセス: ・長野電鉄河東線松代駅下車 ・川中島バス4番乗り場、約30分、600円 |
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長野市なのに、どこか長野市っぽくない・・・そんな歴史とロマンが薫る町、松代。ここ松代は、真田十万石の城下町として江戸時代から幾多の歴史浪漫が綴られてきたそうです。真田氏ゆかりの史跡をはじめ、今も町並みのあちこちに当時の面影が残り、小さい町ながら見所は多い、と県内外からの観光客の絶大な支持を受けています。最近では、NHK大河ドラマ「新撰組」の佐久間象山のふるさととして、その名が知られるようになりましたよね。長野駅から、気軽にお出かけしてみては?
真田邸 文武学校 真田博物館
古くからある小路沿いには史跡が点在し、歴史を偲びながら散策を楽しめる松代の一番の見所です。全国でも数少ない旧大名屋敷である真田邸、真田家ゆかりの古美術や調度類を展示する真田宝物館、象山の意見を取り入れて建設された文武学校にはぜひ一度足を運びたいものですね。無料でボランティアガイドやレンタサイクルなどのサービスもあります。詳しくは駅員さんにお尋ねください。
{9:00〜17:00(受付16:30まで)火曜休館、大人500円、小中学生200円}
池田満寿夫美術館 (9:00〜17:00、一般700円)
私たち3人の間では「ピカソのような絵を描く人」という印象ある、あの世界的に有名な芸術家が、実は長野市出身だったことを今回初めて知りました。そう、その方は他ならぬ「池田満寿夫」!(注:マスオはマスオでもサザエさんのマスオさんではありません。)ここ、池田満寿夫美術館では、彼の作品を常時多数展示しています。版画のほか、絵画や彫刻、陶芸、小説、映画など多彩な分野で活躍した池田満寿夫ワールドに一歩踏み込んでみてははいかがですか?
象山記念館 (9:00〜17:00、入館16:30まで、火曜休館、大人250円)
「佐久間象山」という人物を知っていますか?象山といえば、世に先駆けて開国論を唱え、全国で活躍した幕末の先駆者として有名ですよね。ここ松代には、象山を祀った名所がいくつかあります。中でも象山記念館は、彼の資料や遺品を展示していて一見の価値あり!ドラマを見て気になった人も、そうでない人も、ブームは今です!
* 松代駅前には、人力車に乗れるスポットもあります!
参考資料
・ 『NaO [別冊ナオ]2002 special issue』2002年4月10日発行、(株)カントリープレス
・ 『るるぶ信州 99−00』1999年発行、JTB出版
・ 『るるぶ情報版 中部@ 信州るるぶ’01〜’02』2001年6月1日発行、JTB
・ 『ガイドのとら 長野・北信濃』(株)カントリープレス
・ 『心にのこるとっておきの善光寺散策案内』2003年4月1日発行、オフィスエム